初期型クワッドチップの中でもレアなつやありJRC3403AD搭載の78年製OD-1です。レイセオン、NECのチップに比べこのJRCチップには独特のリアルなバイト感があります。キンキンしたハイのエッジ感ではなく輪郭と音の粒立ちが加わる感じです。滑らかなハイ、存在感のあるミッドに加え、低音巻弦で得られるどすの効いたアタック感はスタックアンプのサウンドを彷彿とさせるものがあり、ローが軽めなことの多いOD-1の中では特筆できる部分だと思います。そのままこのバイト感をフルに活かして使うのも良いのですが、ギター側のトーンとボリュームで中域の抜け感や高域のエッジ部分をコントロールすると、そのバイト感も変化してピッキングアタックへの反応の仕方が変わりさらに深い音作りができます。外観コンディションは写真を参照してください。ネジ部のゴムは経年劣化で磨耗しています。またトップのゴムに割れがあります。はがして補修も考えましたが、それは次のオーナーにおまかせしてその分価格を下げることにました(写真8参照)。基盤やパーツなど特に手を入れた跡は見当たりませんが、電気的な事は詳しくありませんのでこれも写真をみて判断してください。機能の面では特に問題なく使っていました。ただ古いものなのでそれなりのメインテナンスが必要な場合がある事をご理解いただける方にお願いします。また、この時期のオリジナルはアダプターがACA仕様です(裏蓋に表記あり)。
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 楽器/器材 > エフェクター |
ブランド | ボス |
商品の状態 | 傷や汚れあり |